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memo

日々徒然と呟きますよ。

   

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23話更新。

本編23話、10P目更新。
memo以外で今年最初の更新ですよ。
・・・本編更新は一ヶ月ぶりか(驚)
一応、週1のペースで更新を心がけてたんだが、気づかなかった(えぇ)


それはともかくとして。

ちょっと辛い展開になってるのでご注意。
蒼史郎&遊里を好んでくださってる方には辛すぎる展開です。


ネタバレ要素アリにつき、10P目を読んだ方のみ続きへどうぞ。

遊里を失った蒼史郎の心情をもっと細かい描写で書きたかったので、多分近い内に加筆修正します。

一応、書きたかった事を適当にだらだらと並べてみる。(え)


愚かな鬼人との約束は決して『下らない』ものではなく、鬼人なりに蒼史郎を案じているからこその約束。
真実も真相も、蒼史郎の本当の姿も、それらの全てを受け入れられないならば、その手で間借りしている蒼史郎の手で殺すと、そんな約束をしたのは随分と昔の話。
けれども、鬼人もまた遊里に会いたかった。
だが、その感情は蒼史郎に感化されているだけだと思っていた。
同じ器で生きているからこそ、蒼史郎に汚染されているだけなのと、鬼には似つかわしくない『人』に似たこの感情を恨んですらいた。


けれども、蒼史郎は賭けに出た。
遊里を信じてみようと思った。
この穢れた生に満ちた存在を受け入れてくれるだとうと、保証も確信もないものに縋ってみた。
隠し続けていた鬼人と対峙させ、真正面から受け入れてくる事を願った。

だが、自分のものではない鮮血で満たされるこの両手が何よりもの証でしかなかった。

――――また、時間が足りなかった。
もっと早くに全てを伝えていれば、こうはならなかったのか。

自分にとっての世界を失った今、遊里を殺めたこの身は生きていく価値などない。

好きだった。
大好きだった。
愛しかった。
愛していた。

けれども、それらの言葉一つ唱える事はできなかった。
この身には鬼人がいたから、人並の幸せなど手にしてはならなかった。

世界が畏怖恐れる鬼人は、器の人格が想う相手すらも殺したのだ。

覚えていない、では許されないだろう。
だが、許される為に生きたくはない。


大事な人を殺めるのは、これで何度目なのか。
・・・もう、耐える事は難しい。

誓いを決行する時なのだろう。
遊里を失くした今、世界を犠牲にする時なのだと。
残るは、晶を殺せば世界は滅びる。
・・・簡単な話だ。


――――・・もう一度、彼女の声を微笑みを感じたい。
次に会える時には、ちゃんと言葉にしたい。


ごめん、ではなく。
――――ありがとう、と。

それから、彼女と同じく10年を想った日々の形を言葉にしてみたい。

本当に好きで愛しくてたまらないのだと。



箇条書きっつーか、補助的に並べたつもりがSSみたくなっちゃったよ(笑)
とりあえず、遊里を殺めて憔悴しきっている蒼史郎。
生きる意味も目的も失くした今、彼にとっての世界が崩壊し始めました。

さぁて、どうなる事やら。(笑)

まぁこれらの補助的文章は、23話の終わりらへんにもう一度書くつもりではありますがね。

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