memo
日々徒然と呟きますよ。
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残忍につき注意。
父上にDSを一日中奪われ、挙句の果てにはレイトン教授までプレイされてる始末。
父 上「コレ、おもろいなぁ!」
なづき「そりゃ良かった(棒読み)」
さてさて、バトン。
ふみさんから物書きバトン頂いてますw
いつもありがとうございますww(≧▽≦)/
【物書きSSバトン】
■お題『束縛』を回してくれた方に一言。
ふみさん、いつも本当にありがとうございますっっ!!
これまた輪舞曲ならではの御題で・・!!
いつもの事ながらセンスが良すぎます。
■お題『束縛』を見た時のイメージは?
うちのキャラ、我が家の世界観ならではの御題でビックリですよ。
■今回のSSの登場人物を簡単に教えて下さい。
『束縛』といえば、蒼史郎&遊里かな。
桐弥を登場人物にしなかった理由は、彼は決して晶を束縛するような男ではないので。自由にさせた上で見守り、法で厳しく対立する事はあれど晶の意思や行動の自由は尊重しているので。
蒼史郎(鬼人)→
皇宗家の当主。当主継承と共に鬼人を継いだ最凶の男で、あの北斗ですらも彼を恐れている。
北斗を毛嫌いしており、北斗からの干渉や接触を拒む契約まで成立させた。
遊里を好きすぎるが、奥手鈍感な性格が仇となるのか幼稚園児なみの表現しかできないでいる。
又、鬼人の存在を隠す為に真実を伝えられずにいる。
※今回のSSは鬼人の登場っつー事で。
鬼人→
残酷で残忍な性格故に、世界が畏怖恐れる存在。
蒼史郎の中に眠るもう一人の『蒼史郎』であり、普段の蒼史郎が抑えつけている感情の集大成。
だが、当主継承と共に継いだ人格故に、実態なき存在。
遊里→
蒼史郎に10年の片想いを寄せている女性。蒼史郎の屋敷に同棲しているが、名目は2年前の惨事に巻き込まれた際の治療の為。
どこまでも大和撫子で、男性(蒼史郎)の3歩下がってついていく。
己の感情を伝えようとは思っておらず、ただ蒼史郎の傍にいられるだけで満足している。
天然で稀にドジな面を見せる。
■ちなみに今回の自分なりのテーマ、イメージは?
束縛しているつもりが束縛されていた、みたいな。
伝わらない感情にイラつくのではなく、伝わらないで欲しいと願いつつも悟って欲しい我儘な感じ。でも、それを知られても嘲笑う自分を見て欲しい。
そんな感じの歪んだ『正常』ではない感情ルート。
『異常』な手段に伝わらない愛情を捧げる鬼人と、その奥底を見抜く遊里、かなぁ。
■お題『束縛』で500文字程度のSSを作って下さい。
泣きそうな程に狂おしく、愛しさのあまり適わない。
いつもそこにある筈の優しき穢れなき微笑が途絶えたならば、俺は一体どうするのだろうか。
「蒼、史郎さん・・?」
「何度同じ事を言わせるつもりだ?俺は蒼史郎であって蒼史郎でないのだと」
『蒼史郎』の体で声で、残酷な表情だけが遊里を支配する。
器は同一であっても、その狂気を喜ぶ表情は蒼史郎には似つかわしくない。あの、昼行灯で平和主義の蒼史郎には。
だがらこそ、今目の前の彼は蒼史郎であって蒼史郎でない――――彼の言葉はきっと真実だ。
「お前を傷つければ、蒼史郎はどう思うだろうな?お前は一体どんな声で啼いてくれるのか・・愉快で仕方ない」
動けなくなった彼女の顎を強引に引き上げ、その別人の人格を見せつけるように至近距離にまで詰め寄る。
だが遊里は視線を逸らそうともせず、健気に強気な瞳の色で問うのだ。
「何を怯えているの?貴方は貴方が怖いの?」
「・・・何?」
「貴方は、私を傷つける事で執着心を手離そうとでも思っているの?それは生きたくないから?貴方は此処にいて此処に存在しないから?貴方は実態のない存在だから?」
「勘違いするなよ、遊里。今の俺は、お前をどうしようとも微塵にも後悔などしない。だが、蒼史郎が目覚めた時、この男の反応が楽しみなだけだ」
「私を傷つけて貴方を追い込ませ、それで満足なの?違うでしょう、貴方は―――」
「黙れ!」
怒号で遊里の声を妨げれば、残るのは焦りに満ちた表情と閉ざされた声のみだ。
至近距離でも変わらぬ態度の遊里が気に入らないのか、それとも。
「何故怯えない。何故お前は俺を恐れない」
「・・・・貴方は、蒼史郎さんだもの」
「違う、俺は蒼史郎ではない・・っ」
「怯えているのは恐れているのは貴方でしょう?」
「・・違う、俺は――――・・」
――――お前を束縛したいだけだ。
――――蒼史郎よりも残酷な愛情で。
――――蒼史郎よりも腐った歪む心で。
『蒼史郎』が愛しいと願う存在だからこそ。
遊里の存在のみが、蒼史郎の生きる道だからこそ。
『蒼史郎』が生きる為に、俺が束縛しなくてはならない。
どこにも逃がすまいと、どこにも行かすまいと、例えその麗しい身を鎖で繋いででも。
――――どこにも、羽ばたかせるものか。
500文字程度をオーバーしたっぽい。(苦笑)
まぁ、『束縛』をテーマにした話は本編でも出るので、その別バージョンという意味で書きました。
なので、多分読んでも意味の分からない箇所が多々あるかと思われ。
■物書きさん3名程にお題を指定して回して下さい。
楽しかったですw
アンカーで!
『束縛』題で作った没SSは収容。
↓『没品』よりどうぞ。
父 上「コレ、おもろいなぁ!」
なづき「そりゃ良かった(棒読み)」
さてさて、バトン。
ふみさんから物書きバトン頂いてますw
いつもありがとうございますww(≧▽≦)/
【物書きSSバトン】
■お題『束縛』を回してくれた方に一言。
ふみさん、いつも本当にありがとうございますっっ!!
これまた輪舞曲ならではの御題で・・!!
いつもの事ながらセンスが良すぎます。
■お題『束縛』を見た時のイメージは?
うちのキャラ、我が家の世界観ならではの御題でビックリですよ。
■今回のSSの登場人物を簡単に教えて下さい。
『束縛』といえば、蒼史郎&遊里かな。
桐弥を登場人物にしなかった理由は、彼は決して晶を束縛するような男ではないので。自由にさせた上で見守り、法で厳しく対立する事はあれど晶の意思や行動の自由は尊重しているので。
蒼史郎(鬼人)→
皇宗家の当主。当主継承と共に鬼人を継いだ最凶の男で、あの北斗ですらも彼を恐れている。
北斗を毛嫌いしており、北斗からの干渉や接触を拒む契約まで成立させた。
遊里を好きすぎるが、奥手鈍感な性格が仇となるのか幼稚園児なみの表現しかできないでいる。
又、鬼人の存在を隠す為に真実を伝えられずにいる。
※今回のSSは鬼人の登場っつー事で。
鬼人→
残酷で残忍な性格故に、世界が畏怖恐れる存在。
蒼史郎の中に眠るもう一人の『蒼史郎』であり、普段の蒼史郎が抑えつけている感情の集大成。
だが、当主継承と共に継いだ人格故に、実態なき存在。
遊里→
蒼史郎に10年の片想いを寄せている女性。蒼史郎の屋敷に同棲しているが、名目は2年前の惨事に巻き込まれた際の治療の為。
どこまでも大和撫子で、男性(蒼史郎)の3歩下がってついていく。
己の感情を伝えようとは思っておらず、ただ蒼史郎の傍にいられるだけで満足している。
天然で稀にドジな面を見せる。
■ちなみに今回の自分なりのテーマ、イメージは?
束縛しているつもりが束縛されていた、みたいな。
伝わらない感情にイラつくのではなく、伝わらないで欲しいと願いつつも悟って欲しい我儘な感じ。でも、それを知られても嘲笑う自分を見て欲しい。
そんな感じの歪んだ『正常』ではない感情ルート。
『異常』な手段に伝わらない愛情を捧げる鬼人と、その奥底を見抜く遊里、かなぁ。
■お題『束縛』で500文字程度のSSを作って下さい。
泣きそうな程に狂おしく、愛しさのあまり適わない。
いつもそこにある筈の優しき穢れなき微笑が途絶えたならば、俺は一体どうするのだろうか。
「蒼、史郎さん・・?」
「何度同じ事を言わせるつもりだ?俺は蒼史郎であって蒼史郎でないのだと」
『蒼史郎』の体で声で、残酷な表情だけが遊里を支配する。
器は同一であっても、その狂気を喜ぶ表情は蒼史郎には似つかわしくない。あの、昼行灯で平和主義の蒼史郎には。
だがらこそ、今目の前の彼は蒼史郎であって蒼史郎でない――――彼の言葉はきっと真実だ。
「お前を傷つければ、蒼史郎はどう思うだろうな?お前は一体どんな声で啼いてくれるのか・・愉快で仕方ない」
動けなくなった彼女の顎を強引に引き上げ、その別人の人格を見せつけるように至近距離にまで詰め寄る。
だが遊里は視線を逸らそうともせず、健気に強気な瞳の色で問うのだ。
「何を怯えているの?貴方は貴方が怖いの?」
「・・・何?」
「貴方は、私を傷つける事で執着心を手離そうとでも思っているの?それは生きたくないから?貴方は此処にいて此処に存在しないから?貴方は実態のない存在だから?」
「勘違いするなよ、遊里。今の俺は、お前をどうしようとも微塵にも後悔などしない。だが、蒼史郎が目覚めた時、この男の反応が楽しみなだけだ」
「私を傷つけて貴方を追い込ませ、それで満足なの?違うでしょう、貴方は―――」
「黙れ!」
怒号で遊里の声を妨げれば、残るのは焦りに満ちた表情と閉ざされた声のみだ。
至近距離でも変わらぬ態度の遊里が気に入らないのか、それとも。
「何故怯えない。何故お前は俺を恐れない」
「・・・・貴方は、蒼史郎さんだもの」
「違う、俺は蒼史郎ではない・・っ」
「怯えているのは恐れているのは貴方でしょう?」
「・・違う、俺は――――・・」
――――お前を束縛したいだけだ。
――――蒼史郎よりも残酷な愛情で。
――――蒼史郎よりも腐った歪む心で。
『蒼史郎』が愛しいと願う存在だからこそ。
遊里の存在のみが、蒼史郎の生きる道だからこそ。
『蒼史郎』が生きる為に、俺が束縛しなくてはならない。
どこにも逃がすまいと、どこにも行かすまいと、例えその麗しい身を鎖で繋いででも。
――――どこにも、羽ばたかせるものか。
※ ※ ※
500文字程度をオーバーしたっぽい。(苦笑)
まぁ、『束縛』をテーマにした話は本編でも出るので、その別バージョンという意味で書きました。
なので、多分読んでも意味の分からない箇所が多々あるかと思われ。
■物書きさん3名程にお題を指定して回して下さい。
楽しかったですw
アンカーで!
『束縛』題で作った没SSは収容。
↓『没品』よりどうぞ。
物書きバトン:『束縛』没作品。
軽く 蒼史郎×遊里 が入ってます。
■ ■ ■
泣きそうな程に狂おしく、愛しさのあまり適わない。
いつもそこにある筈の優しき穢れなき微笑が途絶えたならば、俺は一体どうするのだろうか。
「蒼史郎さん?どうしたの?」
「・・うん?」
窓の外では朔月が、布団の中の温もりに包まれる二人を照らし出す。
長く蒼い髪を散らばす蒼史郎は、不思議そうに顔を覗いてくる彼女に優しい笑みで悪戯に誘った。
「どこか変かな?」
「ん~・・私には分からない凄く重く深いものを考え込んでる感じかしら?」
「女性の勘は侮れないなぁ」
「もう、蒼史郎さん」
「ははは」
そうやって誤魔化す真似が御得意の蒼史郎にしてみれば、その先の言葉を口にする事に戸惑いを感じるのだろう。
水のように生きて風のように時の流れを知り、木の葉のざわめきよりも小さな音で呼吸を聞き取る彼だからこそ。
「遊里ちゃんはさ、何の為に生きてるんだい?」
あどけなく素っ気無く、まるで世間話の一環のように紡がれた声。
だが遊里はそれに対して問うでもなく、優しく微笑んでは当然とばかりに蒼史郎に示す。
「私の生きてる意味も目的も、ずっと変わってないもの」
「その対象物がこの世から消えうせても、それは続くのかい?」
それはまるで、予め用意されていたセリフのように。
それが聞きたいのだとばかりに、男は卑怯に問い続ける。
だが遊里は、男の腕の中で『彼』だけを見つめ続け、刻まれる言葉を聞き逃さぬよう、その慈愛に満ちた瞳に蒼史郎だけを映し続けた。
「あら。目的や理由がなければ生きてはいけないなんて、誰が決めたのかしら?」
「うん?」
「人は、蒼史郎さんが思ってる以上に強いと思うの。だって、蒼史郎さんがそうだもの」
「俺は、保身に走ってるだけだよ」
「傷つきたくないから、大事な人をもう失くしたくないから、かしら?」
何度失くしたのか、幾度と傷つけられた心は既に歪んでいる。
歪んでいく度に、もう一人の自分に慰められる。
『俺はお前で、お前は俺だ。世界がお前の敵になろうとも、俺だけは貴様の味方であってやるよ。それが、皇に縛られる俺に与えられた契約だからな』
「大丈夫よ、蒼史郎さん」
遊里の声で現実に戻されれば、蒼史郎にとって唯一の世界である彼女はただいつものように微笑んでいた。
自分の腕に包まれ布団の中で――――ただ見つめあう。
「蒼史郎さんが不安になったら、私が教えてあげるもの。世界が終わっても、私がこうやって教えてあげるもの」
強引にではなく、躊躇うでもなく、けれども華奢な腕で体でその鼓動を教えてくれる。
その高鳴る鼓動は一体どちらのものなのか―――問う真似は不必要だと知らされているようなものだろう。
遊里にしてみれば思い切った大胆な行動だったらしく、見えない角度のその向こうでは真っ赤な表情だとは思うが。
「だったら、遊里ちゃんが不安になった時は、俺はどうしたらいいのかな」
「あら。そんなの簡単なのに」
頬を染めながらも笑うからこそ、蒼史郎もつられて笑ってしまう。
この心地よい空間が感覚が永遠に続けばいいと願いながらも―――旋律を歌うかのような清楚に満たされた彼女の声が、堕ちたこの自分をいつも助けてくれる。
「貴方に束縛されたい、っていうのは動機ぐらいにしかならないかしら?」
■ ■ ■
会話の内容や情景からして、23話以降の展開になったので没にしました。
遊里もどこか積極的だし。
というより、結ばれちゃってるし。(笑)
多分蒼史郎は、情事が終わった後に結構深い話をしそう。
SSという事で、背景描写などは軽めに書いてます。
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